スカルパ T3 プラスフィット

スカルパのテレマークブーツ、T3 プラスフィットが今期で終了?になるらしいですね。
前の日記で来期はBDがテレブーツを販売に参入と書きましたが、スカルパは逆にモデル数減少。
今のテレマーク業界、混迷してますね。

T3は歩行性能を重視したツアー向けのブーツという位置付けですが、滑走性もよくてオールラウンドブーツとして愛用している人も多いです。
オールラウンドに履きこなせるこのブーツの販売終了に悲嘆の声も聞こえてきます。

メーカーからしたらオールラウンドに使える物を一個売るよりは、滑走重視と歩行重視を2個買ってね、ということかもしれません。
と冗談はさておき

スカルパのテレマークブーツ、T3の一つ下のモデルには歩行重視のT4があります。
これが一番軽くて柔らかい。
ツアー重視の人はこれを買ってね、ということになりますね。

最も固い滑走重視にT1シリーズがあったわけですが、その上に歩行性能を切り捨てたT-race Intuitionができたわけだし、
間に挟まっているオールラウンド(悪く言えば中度半端)なモデルを切り捨てようということでしょうか。

そして中間層が、T2とT3ですね。
そのどちらかを消すかの選択でT3ということですかね。

確かに『どれか一つを廃盤にしろ』と言われたらT2かT3のどちらか。
今のテレマークは滑走性能重視にシフトしているので、T3が消されるのは仕方ないことかもしれません。

T4とT1の中間用途はT2がカバー。
元からT3が無かったと仮定して想像すれば、けして悪いラインナップではないですが、それにしてもスカルパを履いてない私でもT3=名機というイメージがあるのに、あえて廃盤とは。

自由なはずのテレマーク、少しずつ不自由化が進んでるか?